ラブレ菌
便秘解消・整腸作用免疫アッププロバイオティクス
京都の漬物「すぐき漬け」から発見された植物性の乳酸菌。
ラブレ菌の正式な学術名はLactobacillus brevis KB290 (ラクトバチルスブレビスKB290)
頭文字のラとブレから「ラブレ」と愛称がつけられた。
多糖に覆われ消化液に強い耐性をもっており、人の便からも生きた状態でラブレ菌が検出されるなど過酷な環境下でも生き抜く強い乳酸菌である。
これまでの研究では、免疫力を高めることとお腹の調子を整える整腸作用が確認されている。
ラブレ菌を摂取することでお通じの回数も増加(便秘解消)、ビフィズス菌も増殖しそれにより善玉菌勢力の占有率が上昇することも確認され、健康維持への効果に期待できます。
※乳酸菌・ビフィズス菌は同じ菌属・菌種でも菌株ごとに違った効果を備えます。
ビフィズス菌
便秘解消・整腸作用免疫アッププロバイオティクス
水分を吸収しウンチを作る役割の大腸内でビフィズス菌は多く働いています。
ビフィズス菌は「乳酸」の他、強い殺菌力のある「酢酸」を作りだし、大腸菌など悪玉菌の増殖を抑え腸内環境を整えます。
腸内環境が整えられると腸の蠕動運動が促進され便秘や下痢などのお腹の不調が改善されます。
※乳酸菌・ビフィズス菌は同じ菌属・菌種でも菌株ごとに違った効果を備えます。
ガセリ菌
便秘解消・整腸作用免疫アップダイエット効果プロバイオティクス
ラクトバチルス・ガセリ菌は乳酸菌の一種でヨーグルトなどの発酵乳製品によく用いられます。
便秘や下痢、大腸がんの原因は主に悪玉菌の毒素の影響が大きく、悪玉菌は乳酸菌の出す乳酸に弱いため摂取し続けることで悪玉菌が抑制され、腸内環境が良好に保たれ便秘の改善と健康に繋がります。
ガセリ菌を用いた臨床実験ではマウスの免疫細胞が強化されインフルエンザウイルスに対する生体防御機能の向上を確認。
ヒトを対象とした臨床実験においては、ガセリ菌を摂取したグループにおいてダイエット効果も確認されています。
※乳酸菌・ビフィズス菌は同じ菌属・菌種でも菌株ごとに違った効果を備えます。
ナノ型乳酸菌
便秘解消・整腸作用免疫アップバイオジェニックス
ナノ化処理により、1μm(ミクロン)未満のサイズになっている乳酸菌。
少量で乳酸菌を大量に摂取できコストパフォーマンスに優れています。
現在では菌の生死に関わらず、微粒子化した乳酸菌が直接小腸に集まる免疫細胞に働きかけて免疫機能を向上させることがわかっています。
このように腸内フローラを介さずに直接的に生体に作用することを「バイオジェニックス」とよばれています。
ナノ型乳酸菌が免疫系に働きかけることで、癌(がん)細胞やウイルス感染細胞を攻撃するNK細胞の活性化が確認されています。
有胞子性乳酸菌
便秘解消・整腸作用免疫アップ
バチルス コアグランス(Bacillus coagulans)という学名の菌。
有胞子性乳酸菌の他スポロ乳酸菌とも呼ばれ、麦芽から発見された乳酸菌の一種。
ちなみに、誰もが知るお菓子「ビスコ」にも含まれる乳酸菌で世界中でプロバイオティクスとして使用されています。
胞子の殻に菌体が守られているので熱や酸に強く、生きたまま腸に到達することができます。
生きた乳酸菌は腸内で効果的に乳酸を作り出し、善玉菌を元気にすることで悪玉菌を抑え込み、お腹の調子を良くしてくれます。
イソマルトオリゴ糖
便秘解消・整腸作用プレバイオティクス
清酒、味噌、醤油やはちみつなどにも含まれる安全性の高いオリゴ糖。
オリゴ糖はビフィズス菌のエサとなりビフィズス菌の増殖を促すプレバイオティクス食品成分です。
ビフィズス菌が増殖することで悪玉菌が抑制され腸内環境を良好に保ちます。
効果と安全性から特定保健用食品(トクホ)の関与成分にもなっています。
※摂り過ぎあるいは体質・体調によりお腹がゆるくなることがあります。
ガラクトオリゴ糖
便秘解消・整腸作用プレバイオティクス
熱や酸に強く調理で性質が壊れたり変化することが少なく乳幼児および成人向けの様々な食品に利用されています。
プレバイオティクスの作用としてビフィズス菌を増殖させ、整腸作用を示す機能性のオリゴ糖として特定保健用食品(トクホ)の関与成分に認証されています。
便の頻度を改善し便秘症状を緩和する可能性を持ちます。
※摂り過ぎあるいは体質・体調によりお腹がゆるくなることがあります。
フラクトオリゴ糖
便秘解消・整腸作用血糖値上昇の抑制プレバイオティクス
オリゴ糖の中でも砂糖に近い甘さを持っているが糖として吸収されず血糖値が上がらないメリットをもつ。
味と安全面の両方にメリットを持ち合わせており糖尿病やダイエッターに向いた甘味素材となっている。
ヒトの消化器官では分解されず、そのまま大腸に届き善玉菌のエサとなり、ビフィズス菌が増加することで悪玉菌を抑制する働きがあり、
プレバイオティクスとして機能し特定保健用食品(トクホ)の関与成分にも認証されています。
※摂り過ぎあるいは体質・体調によりお腹がゆるくなることがあります。
ラクトフェリン濃縮物
免疫アップ花粉症・アレルギー改善胃がんリスク低減プレバイオティクス
ほ乳類の乳から得られる乳たんぱく質の1つラクトフェリンを主成分とし、それを濃縮したもの。
ラクトフェリンは抗菌・抗ウイルス作用を持ち、グラム陽性細菌、真菌、ウイルスなど広く抗菌作用を示すのに対し、
ビフィズス菌などヒトに有益な菌への抗菌作用は示さずにむしろ増殖作用を示す働きがあります。
その他にラクトフェリンは小腸の上皮細胞に働きかけアレルゲンを防ぐIgA抗体を増やし、
アレルギー反応を引き起こすIgE抗体の働きを低下させる働きがあり、アレルギーや花粉症から体を守る働きがあります。
また胃・十二指腸潰瘍の原因ともなるピロリ菌を包み込み、胃に付着するのを防ぎ、そのまま排出させることから胃がんを予防する可能性に期待できます。
難消化性デキストリン
便秘解消・整腸作用血中中性脂肪の低下血糖値上昇の抑制ダイエット効果プレバイオティクス
とうもろこしのでんぷんからから作られた水溶性食物繊維、低甘味で水に溶けやすく透明、耐熱性・耐酸性に優れた食品素材。
難消化性デキストリンは腸内の善玉菌のエサとなり増殖させるプレバイオティクス食品の代表格でもあり安全な食品素材としても認められ、特定保健用食品(トクホ)の関与成分にもなっている。
主な働きとして、食後の血糖値上昇の抑制、血中中性脂肪上昇の抑制、整腸作用、内臓脂肪の低減作用、ミネラル吸収の促進、腸内細菌によって発酵分解されることで短鎖脂肪酸を産生し、ダイエットに効果的に働き健康効果に期待できる食品素材です。
イヌリン
便秘解消・整腸作用血中中性脂肪の低下血糖値上昇の抑制ダイエット効果プレバイオティクス
自然界の様々な植物に含まれる水溶性食物繊維の一種。
でんぷんとは異なりヒトの消化器官では分解されず、大腸の腸内細菌叢によって分解される。
同じ水溶性食物繊維の難消化性デキストリンと働きが似ているが、世界的にはイヌリンがよく利用されている。
粘着性のある食物繊維であることから腹部膨満による食べ過ぎ防止(ダイエット効果)、血糖値上昇の抑制、
善玉菌のエサとなり乳酸菌やビフィズス菌の増加効果による整腸作用、臨床試験で血中中性脂肪の低下も確認されています。